メンズ諸君は「体臭」を気にしたことがあるか?
特に人が気にしやすいのは「ワキの臭い」「汗の臭い」「足の臭い」あたりだな。
ミドル層以降は「加齢臭」も『意外と早く』感じられるようになる。
あとは「口臭」もあるが、これは解消法のアプローチが異なるので今回は割愛させてくれ。
夏は大体のメンズが気にするだろうが、盲点になりがちなのが「冬場」の体臭だ。
小走りで電車に乗ったときにちょっと汗ばんだりすることはままある。
冬は電車の中が暖かったりするしな。
オフィスにも暖房はあるはずだから、濡れるとまではいかなくてもかすかに汗はかくものだ。
あとは、汗かきになると入浴後にも気づかないうちに発汗していたりする。
つまり、季節に関係なく体臭の対策はすべきだってことだ。
しかも体臭は自分ではなかなか気づけないという怖さがある(ワキが特に)。
足は…自分でもわかるな?
人からやんわり指摘されたり、自分でもなんとなく怪しいなと思ったり、とにかく少しでも気になったときは注意したいところだ。
臭いなんぞで悪い印象を持たれたくないだろう?
かくいう筆者もかなりの汗っかきで、しかも趣味がウエイトトレーニングだったりするので体臭には気をつけている。
いろいろ試してはいるんだが、ネオテクトという消臭(デオドラント)クリームを入手したので今回はレビューの結果を紹介したい。
目次
ネオテクトの特徴
レビューの前にネオテクトはどこが優れているのか、簡単にまとめてみた。
殺菌率99.999%
ネオテクトは臭いの原因となる菌の殺菌率が99.999%という驚異の数値を誇る。
この殺菌効果は6時間続くんだそうだ。
朝塗り込めば夕方までは続くし、気になるようであれば昼休みにもう一度塗ってもいいかもしれない。
若者からミドル層まで幅広く対応
ワキや足の臭いと加齢臭は種類が違うんだが、これらすべての体臭に対応している点はありがたい。
ちなみに男性用というわけではないので、家に置いておいて家族で使うということもできる。
女性にも体臭の悩みはあるし、冬場はブーツを履くから男性よりもシビアだったりする…らしいぞ。
そこまで高いわけではないがそこまで安いわけでもないので、一人暮らしでないのなら一緒に使うパートナーと費用を出し合うのも手だ。
ちなみに加齢臭=ミドル層というわけではなく、早い人から30歳からもう臭い始める。
自分はまだまだだと思っていると危険だぞ!
体臭対策は洗うだけじゃダメ
「しっかり毎日風呂に入って体を洗ってるから問題ない」と思うメンズもいるかもしれない。
実は体臭対策はそれじゃ足りない。
- 臭いの元を落とす
- 臭い菌の発生を抑える
体臭にはこれら2つの対策を行う必要があって、臭い菌の発生を抑えるのはこうした専用クリームでないと難しいんだ。
ネット上の口コミ
念のためネット上の口コミもチェックしてみたぞ。
ふむ、なかなかいい感じじゃないかな?
こういう口コミもあった。
うーん、効かない人もいるようだ。
ワキに関しては程度があるから、かなり強い人にとっては難しいのかもしれない。
あとはこれだ。
ヌルヌルするのか。
サラサラという口コミもあったな。
これも要調査。
百聞は一見にしかずというので、実際に使ってみて判断する。
【レビュー】ネオテクトを使ってみた
最初に筆者のスペックを記載しておく。
- 39歳男性
- ほぼ毎日運動しているからか加齢臭を指摘されたことはない
- 運動していないと「疲労臭」が強く出る
- 朝から晩まで風呂に入らずにいると、耳の後ろやうなじはやはり臭う
- わきがはないはずだが、運動後や汗をかいたあとそのままにしていると自分でワキの臭いがわかる
- 足は臭わないときと臭うときがある(靴のせいか?なんでだ?)
恥ずかしいな…要は、悲しいが臭うときは臭うんだ。
ネオテクト開封の儀
特筆することはないが外箱。
チューブになっていた。
シンプルでロゴも目立たず、洗面所に置いても一見してデオドラントクリームだとはわからない。
気にする人は気にするからな、そこは伝えておこう。
塗り込んだ感じは…
1cmほどを手に取ってみた。
少しかたい。
これをまずワキに塗り込んでいく。
スーッとする成分もなければ香料もないので、あまり塗った感覚がないというのが正直なところだ。
懸案のヌルヌルは…しないな。
ベタつくことはなくサラっとしていて、ほどよくなじむ感じだ。
口コミの人…つけすぎ…だったのでは…?
そしてもう1cmとって両足の裏へ。
足は1cmだとかなり薄くなる。
が、こういうものは量ではないと聞いたことがあるので、とにかく伸ばしてなじませることに集中。
塗り込んでいくうちにサラサラと乾いてしまった。
ちなみにこれくらいの量で1ヶ月使えたのでコスパ的にはちょうどよいのではなかろうか。
6時間後の状態
これでいつもと変わらず、仕事をして靴を履いて外へ買い物に。
そして筆者は4men読者のためにとある決意をした。
それは…人に臭いを嗅いでもらう、ということだ。
勇気を出して友人に依頼をし(かなり嫌がられた)、臭いを嗅いでもらうためだけに呼び出して、6時間経ったあとのワキと足の臭いを嗅いでもらう。
俺は何をやっているんだ…とお互いに言い合った…これも4men読者のため…。
結論。
ネオテクトを塗って6時間経ったワキと足のどちらも、臭わないと言われた。
まあ足は無臭というより靴の臭いというか独特の臭いがあってそれはさすがに消えなかったが、いわゆるあの強烈な蒸れた足の臭いはしなかった。
筆者の体にはよく合っていたようだ。
薄く塗った足のクリームもしっかりと効果を発揮した。
追加実験!
追加で2つ実験をした。
実験①:運動をしたらどうなるか(ワキのみ)
これは気になるところだったので、以下の順番で試した。
朝、入浴をして風呂上がりに片方のワキだけネオテクトを塗る。
1時間後にジムへ行き、ウエイトトレーニングを行う。
それから着替えだけ済ませて(シャワーは浴びない)、3時間後と6時間後に確認した。
結果。
3時間後は特に臭わなかった。
しかし、6時間後はネオテクトを塗っていないほうのワキにやはり臭いがした。
ネオテクトを塗ったほうのワキはほぼ無臭(かすかに臭いがするかしないか、暑かったから気のせいかもしれない)。
少し体臭の強い人は、運動後はきちんとシャワーを浴びてネオテクトを塗り直したほうがよさそうである(衛生的にも)。
実験②:うなじと耳の後ろの加齢臭には効くか?
筆者が唯一よく気にする加齢臭の出やすい部分である。
結論からいうと、6時間は問題なく防臭できていた。
うなじと耳の後ろも1cmで十分。
これ以上つけるとベタベタしそうである。
うん、やはり加齢臭にもしっかり効果を発揮してくれたといえる。
まとめ
今回はデオドラントクリーム「ネオテクト」を1ヶ月試してみた。
結論、多くの口コミと同じくしっかり6時間の消臭効果を実感できた。
ベタベタするという口コミについては、塗った量が多かったのではないかと推測する。
繰り返しになるが、こういうクリームは多く塗れば消臭効果がアップするというわけではないので、薄く、ただししっかりとすりこむように塗ることが重要なのではないだろうか。
筆者はちゃんとサラサラと快適に過ごすことができた。
気になるのは、レビューとは異なるが「効かなかった人がいる」という点だ。
重度のわきがの人は、Tシャツのワキに汗じみができるだけでなく、黄ばんでしまうといわれている。
もし自身があまりに強いわきがを持っているという自覚があるのであれば、できれば美容クリニックへの通院も並行して検討してもよいだろう。
ただ、筆者も自分で感じられるほどには体臭と加齢臭はあるので、それでも消臭効果があったという点も繰り返しだが伝えておこう。
体臭のつらいところは、本人に一切の悪気がなくても本人のイメージを悪くしてしまうということだ。
ただ体臭はうまくいけばかなりの部分を抑えることができる。
自分は関係ないと思っていても、少なくとも加齢臭はほとんどの人間にとって避けられない自然現象なので、早め早めに対策を練っておこう。
決して他人事ではないぞ!