メンズ諸君に「眠り」に関する質問だ。
夜なかなか寝つけなかったり、途中で目が覚めたり、寝ても寝ても眠かったり…そんな悩みはないか?

原因は一概にいえないものの、もし以下のような状態だったらまず病院だ。

  • 夜中にモヤモヤと考え込んでしまうほどの大きな悩みがある
  • 日ごろから鬱っぽい
  • 仕事や学校に行きたくない(これはちゃんと理由がある場合だぞ)

もしそうでないのにちゃんと眠れない、起きられないとしたら…「睡眠の質」が落ちている可能性がある。
きちんと睡眠が取れないと、日中ぼんやりとしてしまって学業や仕事に支障をきたす。
胃腸の調子も悪くなるし、肌もボロボロになる。
若いうちはまだ気力で持ちこたえられるかもしれないが、20代後半からは確実に無理がきかなくなってくるんだ。

メンズたちは睡眠についてしっかりとした知識を持っているか?
これを機に知っておくことをおすすめするぞ!

レム睡眠とノンレム睡眠

ネムリス レビュー 効果 試してみたレム睡眠ノンレム睡眠という言葉。
ひょっとしたら一度は聞いたことがあるかもしれないな。

レム睡眠とは?

レム睡眠とは、まだ脳が活発に動いている状態の睡眠を指す。
想像しやすいが、レム睡眠は「浅い眠り」だ。

体は休息に向かっているが、頭は情報整理をしたり記憶を定着させたりといった動きをしている。
自分ではわからないが、寝ているときに目のあたりがピクピクしているときはレム睡眠だ(まぶたの下で眼球が動いているため)。

ちなみに英語に抵抗がなければ、REM=「Rapid Eye Movement(休息眼球運動)」という意味なので覚えておくと次のノンレム睡眠との区別がつくのでわかりやすいぞ。

ノンレム睡眠とは?

対してノンレム睡眠とは、眼球運動が行われていない睡眠であり、脳が休息に入った睡眠、そして「深い睡眠」である。
ノンレム睡眠はその深さに応じて4段階にわかれており、ノンレム睡眠が深ければ深いほど睡眠の質も高くなるわけだ。

睡眠サイクル・睡眠時間との関係

人は睡眠に入るとまずレム睡眠を経て徐々にノンレム睡眠へ落ちていき、徐々にレム睡眠に戻ってくる
逆ピラミッドのようなV字型の形だな。

レム睡眠からノンレム睡眠、レム睡眠に戻る周期は「90分」といわれている。
90分で浅い眠り〜深い眠り〜浅い眠りを繰り返すと思ってくれ。

なので、睡眠中に目が覚めやすい(中途覚醒)のは理論的に90分後、180分後、270分後…といえる。
もしこの周期と外れて目が覚めるようだったら、ノンレム睡眠に落ちていない=レム睡眠が続いている=眠りが浅い=目が覚めやすい、ということだな。
最近はアプリなどで目の覚める時間をチェックしやすいから、調べてみるのもよいだろう。

また、睡眠時間が長くなるごとにノンレム睡眠は浅くなる。
長ければ長いほどよいというわけではないのだ。

ちなみに人は、90分のサイクルを4回=360分=6時間でじゅうぶんな睡眠がとれるという説がもっとも主流だそうだ。
ただ個人差があるので、あと1回サイクルを経たとすると7.5時間ということになるな。

睡眠の質を上げるには?

ネムリス レビュー 効果 試してみたよく眠るコツは「深い睡眠(ノンレム睡眠)」を「より深い状態で」取ることが重要だ。
そのためのポイントをいくつか紹介しよう。

適度な運動

運動といっても、過度なスポーツをする必要はないので安心してくれ。
効果的な時間帯は就寝の3時間くらい前
軽いものでOK!
激しすぎる運動は逆に心身が興奮してしまって眠れなくなる。

少し科学的な話をすると、「脳の温度が下がるときに眠くなりやすい」ので、運動によって脳の温度を上げてやるわけだな。

入浴

入浴も運動と同じ理屈で、体の温度を上げることで眠りを誘う働きがある。
あとは単純にリラックス効果があるよな。

これも実感があるかもしれないが、熱すぎるお湯にずっと浸かっていると風呂から上がったあとに体が熱くて逆に眠れなくなる。
平常時の体温から0.5度くらい高ければよいといわれているので、38度〜39度くらいが適温だろう。

夕食の時間

これは「4時間前」を目安にしてくれ。
理由は、就寝直前に食事をすると、睡眠時に体が「消化」に力を注いでしまって睡眠に全力投球できないためだ。
ただ血糖値の関係で夕食を摂った直後は眠くなりやすいので、日ごろから睡眠までの時間をうまくコントロールしよう。

 

まだまだいろいろあるんだが、基本はこれくらいだろう。
もしこれらを実践してみても睡眠の質が改善されない場合や、学業や仕事、環境の関係でどれかを叶えることが難しい場合、サプリを利用してみるのも手だ。
そこで今回紹介したいのが「ネムリス(nemlis)」という快眠サプリだ!

ネムリス(nemlis)とは?

ネムリス レビュー 効果 試してみた

ネムリスとは、病院で処方されるような睡眠導入剤や睡眠薬と違って、「サプリメント」に属する。
サプリメントは「食品」あるいは「健康食品」に分類されるため、薬ほどの強烈な効果にはならないものの、ビタミン剤のように不足している栄養素を無理なく補うことができるんだ。

じゃあ、ネムリスにはどんな成分が含まれるか、紹介していこうか。

ラフマ葉エキス

ラフマは中国のハーブで、精神安定作用があるといわれているそうだ。
精神安定と聞くとちょっと怖いイメージがあるかもしれないが、ラベンダーのアロマなんかが同じような効果を持つよな。

ペパーミントやユーカリ、レモングラスやローズマリー、ハーブはたくさんあるがその一種だと思ってもらえればよいだろう。
ハーブティーを思い浮かべたメンズもいるかもしれないがまさにそれで、ラフマ茶というものも存在する。

テアニン

テアニンはアミノ酸の一種で、実は高級な「緑茶」に含まれている。
テアニンもリラックス作用があり、寝る前のこわばった心身をほぐしてくれる働きが期待できる。

睡眠系のサプリでは最近かなり注目されているので、サプリ好きならテアニンは聞いたことがあるかもしれないな。

クワンソウ(ワスレグサ)

ワスレグサって格好いいな…。
それはともかく、クワンソウは沖縄で食用にされているそうで、別名「眠り草」といいわれるほど、昔から不眠や精神安定の薬草として用いられてきた。

筆者はワスレグサを食べたことがないのでちょっと気になっている(葉はおひたし、つぼみは乾燥させて食べるのだそうだ)。

メリッサ

メリッサはシソ科の植物だそうで(はじめて知った!)、やはり精神安定で知られるハーブなのだそうだ。

余談だがメリッサには鎮静作用、抗菌作用もあるそうで、製剤にも使われるほか、化粧水などにも含まれる万能ハーブのようだな。
ここまでくるともはや薬なのでは?と思える配合だな…。

月見草

某お茶で有名な茶葉、月見草。

これに関しては調べきれなかったので恐縮なのだが、月見草から得られる精油が「メラトニン」と呼ばれる催眠ホルモンを分泌させるらしい。
メラトニンは日中には分泌しにくく、夜になると数十倍分泌されるので、体内時計を整えるためには有効だろう。
生活リズムが崩れているメンズならなおさらだ。

 

さて、ここからはアミノ酸に入っていく。

グリシン

これは単体でサプリメントが販売されているほど有名なアミノ酸だぞ!
睡眠の質を高める効果があることで有名で、食べ物からも摂取できるが、メニューに偏りがあるとなかなか難しく、それを補うためのサプリメントというわけだ。

グリシン単体で睡眠サプリとして売られているのに、さらにいろんな成分が配合されているのは…おトクなのでは?

GABA(ギャバ)

これは、某チョコレートで有名になったアミノ酸だな。
鎮静、抗不安作用をもたらすアミノ酸で、簡単にいえば「リラックスできるアミノ酸」である。

チョコレート以外にはきのこ、キムチ、納豆、じゃがいもに含まれている。
…普段から毎日意識して、は摂取しづらいメニューだな。

トリプトファン

乳製品、大豆製品、ナッツ類に含まれるアミノ酸「トリプトファン」。
トリプトファンも単体でサプリメントが販売されるほど人気のアミノ酸だ。

不眠解消や、集中力・記憶力を高める効果があり、普段から積極的に摂取したいもののひとつである。
比較的手軽に摂りやすい食べものとはいえ、意識すると意外と難しいんだよな。

 

最後にビタミン類だ。
これらは豊富な働きを持つので、主要な部分だけ簡単に解説するぞ。

ビタミンC

ビタミンCはストレスに対抗する働きがある。
これが間接的に良質な睡眠へつながるわけだな。

ビタミンB

ビタミンBには、精神を安定させるホルモンである「セロトニン」や、さっき伝えた「GABA」の体内生成を促す働きがある。
これも間接的に睡眠にかかわってくるわけだ。

ビタミンB12

ビタミンB12には、睡眠を促進させたり、睡眠リズムを整えたりする作用があるとされている。
これは直接的に睡眠にかかわる部分だ。

ナイアシン

これは説明が少し難しいんだが、前に伝えた「トリプトファン」を体に働かせる(代謝させる)ために必要な物質なんだ。
セットで摂取するといいということだな。

 

さて、ここまで成分を説明すると、いかに睡眠に特化したサプリであるかがよくわかるだろう。
というわけで今回はこの「ネムリス」を1袋実際に使ってみたので報告しよう。

【レビュー】ネムリスを使ってみた

ネムリスは1袋で180粒。
1回6粒だから30日分だな。

筆者の睡眠レベル

筆者はとにかく睡眠の質が悪い。
寝つきが悪く、1時間半に1回は目が覚め(睡眠サイクルからいうと自然なんだが)、4時間ほどで覚醒してしまう慢性不眠症だ。

前に睡眠導入剤や睡眠薬を処方してもらったこともあるんだが、翌朝に眠気が残ってしまって仕事にならないので使っていない。
「寝だめ」はできないことをわかっているが、週末にどっぷり寝てしまうタイプだな。
なのでネムリスにはかなり期待していたんだ。

ネムリスのパッケージ

ネムリス レビュー 効果 試してみた

なにやら草の描かれたパッケージに、「特許成分:ラフマ葉抽出物配合」と記載されている(特許を取得しているのか!)。
もしやと思って調べたら、この植物はまさに「ラフマ」だ。

ネムリスにはたくさんの成分が配合されているが、一番のウリはラフマってことだな。ふむふむ。

MADE IN JAPAN

ネムリス レビュー 効果 試してみた筆者はサプリメントヲタなんだが、国産のサプリメントは非常に嬉しい。
生産地がどこかわからないところで作られたサプリメントは正直ちょっと怖いのだ。

ネムリス レビュー 効果 試してみた念のため原材料も見ておいたんだが、過剰な成分が一切含まれていない。
素晴らしい。

お茶の香り・・・?

袋を開けると、お茶のような香りが漂ってきた。
どちらかというと中国茶のような独特な香りだ。
が、悪くない。
香ばしいような、甘ったるいような、まさに「薬草」という感じの香りだ。
これがラフマの香りなんだろうか。

粒の大きさ

ネムリス レビュー 効果 試してみた小さすぎず大きすぎず、6錠と若干多いが毎日服用することにまったく苦痛はなかった。

舌の上に乗せるとやはりお茶を濃くしたような味がする。
ただし基本的にはお茶の香りなのできつくはないはずだ(どくだみ茶や杜仲茶やあんな感じだ)。

効果のほどは…

筆者は以下のように服用した。

  • 食事を早めに摂って胃が落ち着いた状態
  • 消灯する1時間前
  • 筋トレは寝る4時間前
  • 入浴は寝る2時間前

この手のサプリは「空腹時に飲むべし」という記載があるが、ネムリスにはそれがなかった。
ただし腹が膨れていると上述の理由で眠れなくなるので、3〜4時間前に食事を済ませておいた。

正直なところ、最初の数日間は「効くか?効くか?」とかなり期待していて、それが逆効果だったのか最初のころの寝入りはそれほどよくなかったように思う。
気を張っていたのかもしれないな…。

が、大きく改善したのは「寝起き」だ(ただし最初の数日は1時間半、3時間で2回起きた)。
起きたときのまとわりつくような眠気がなく、しゃっきり目が覚めてしまった。
その日はたまたま朝が早かったのでそのまま仕事へ。

そこからか、変化があったのは。
気がつくとスッと眠りに入っていて(その日は早起きしたからかと思っていたが、その日以降ずっと)、中途覚醒がなくなり早朝覚醒がに朝1回だけ(4時間強は寝ていたように思う)で済むように。
しかも起きたときの頭がかなり冴えているので、二度寝せず浴室へシャワーを浴びにたどり着ける。

そこからは睡眠がかなり改善された。
中途覚醒はほぼ消え、朝早くに起きるようになった。
疲れているときは6時間は完全に寝ていてスマートフォンの通知音もいっさい聞こえない(前は夜中に気づくことがあった)。
深い眠りが実現できているんだろう、睡眠の質が上がったということだ。

なにより、起きたときの「残り」がない。
キレがいい。
これは処方薬ではまったく経験できなかった。

自炊なのだが栄養が偏りがちなんだろう、足りていない部分を補ってもらっているのだな。
そうこうしているうちに1袋終えてしまった。
感謝である(ポチった)。

もちろん個人の体質や生活環境によって異なるはずだ。
が、自分にはかなり合うサプリだった。
あと筆者は香りがかなり独特で好みだったのだ…。

まとめ

ネムリスは以下のような眠れないメンズにおすすめだ。

  • 食生活が偏っていると感じる
  • 夜中に何度も目が覚めてしまう
  • 朝起きたとき「だるいな」「つかれた」と感じる
  • 休日に寝だめしてしまう
  • 二度寝してしまう

すぐ劇的に睡眠の質が向上するというわかりやすい実感はなかったが、徐々にゆるーく効いていて、気がついたら自然な入眠を得られていた。
また、起きたときのスッキリ感はとても心地がよく、脳内がリセットされたような感覚になる。
昔はこんなふうに起きられていたような気がするが、それを思い出させてくれるような晴れやかな気分だ。

「(心に不調はないのに)処方薬は抵抗がある」というメンズは一度試してほしい!
快適な睡眠は、最高にエネルギッシュな毎日につながるぞ!

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