突然だけどユーたち、最近スニーカーばっかり履いていないかい?
スニーカーもいいけど、たまにはブーツもいいもんだぜ。
特にワークブーツなんかは、ファッション性もさることながら、デニムのように経年変化を楽しめるのが大きな魅力。
汚れてきたらクリーム等でメンテナンスをして、綺麗にしたらまた履き倒す。ソールがイカれてきたら交換する。
そんなことをやっていれば徐々に表情が変化していき、世界に一足の自分だけのブーツが誕生する。
そういう楽しみ方が出来るワークブーツを、是非ともメンズたちに一足は持って置いて欲しいところだね。
というわけで今回はワークブーツの紹介をしようと思うんだけど、ワークブーツと言っても「ホワイツ」「ダナー」「チペワ」等々、いろんなブランドが存在する。
しかし、ワークブーツ初めての一足となるメンズ諸君には間違いなくこのブランドをオススメする。
ワークブーツ界の盟主、その名もRED WING(レッドウィング)だ。
レッドウィングは1905年にアメリカのミネソタ州で誕生した靴のメーカーで、何と言っても徹底した「メイドインUSA」にこだわる職人気質なブランド。
ワークブーツを語る上でレッドウィングを避けて通ることは出来ない。
レッドウィングがワークブーツ界の中で圧倒的存在感を示すことになった要因は何と言っても品質と価格のバランスだろう。
品質の高いブーツのメーカーは他にもあるが、レッドウィングは品質が高いくせに価格設定がありえへんくらい良心的なのだ。
そもそもワークブーツと言えばアメリカの肉体労働者たちの足を保護する為に作られたため、製造に関しては緻密に設計され、堅牢な作りになってるがゆえにスニーカーよりも製造コストが高い。
だから、労働者たちが給料を貯めて何とか購入するようなもので、若者たちがファッション感覚でそうやすやすと手に入れられる物ではないのだ。
質実剛健な作りが有名な歴史あるワークブーツブランドの「ホワイツ」なんかは9万円以上するが、ひょっとすると、あれこそが本来は適正価格なのかもしれない。
しかし、そんな「ワークブーツ=高い」という常識をものの見事にぶっ壊したのがレッドウィングなのだ。
レッドウィングはワークブーツを4万円前後という圧倒的な良心価格で販売し、本格的な作りのワークブーツを労働者のみならず一般市民も手にする機会を与えた偉大なブランドなのだ。
今僕らがワークブーツなる贅沢品を「ファッションアイテム」として取り入れられるのは、まさしくレッドウィングのお陰と言っても過言ではないだろう。
なぜレッドウィングが初めてのワークブーツにおすすめなのか、お分かりいただけるだろう。
※本ランキングはAmazon・楽天・ヤフーショッピングの売上を参考にして作成しております。
目次
1位:アイリッシュセッター/モックトゥ/875
チェックポイント
- レッドウィング一番人気のアイリッシュセッターの原点とも言えるモデル
- オロレガシーレザーを採用
- 革本来が持つ力強さを味わえ、味が出やすいのが特徴
- REDWING社オリジナルのトラクションソールを採用
- 軽くてクッション性・グリップ力抜群
- つま先はボックス状のMOC-TOE(モックトゥー)タイプ
- U字型のステッチが特徴
2位:アイリッシュセッター/モックトゥ/8875
875と8875の違い
- 1950年代に使用されていたレザーがまさに875(ブラウン)の色味だったが時代と共に少しずつ赤みが強くなっていった
- 1996年に赤みが強くなった革を1950年代当時のブラウンカラーに戻すことに
- 昔のブラウンカラーを875、時代と共に変化したレッドブラウンカラーを8875と分けることに
チェックポイント
- 現在のレッドウィングを象徴する赤茶色のアイリッシュセッター
- 赤みを帯びた茶色のレザーに似た毛の色を持つ猟犬が名前の由来
- オロラセットレザーを採用
- つま先に空間を持たせるためモカシン型に作られたデザイン
- ラウンド・トゥに比べよりカジュアルな印象
3位:ベックマン/9014
チェックポイント
- 1905年創業のレッド・ウィング社の創業者の名前を取ったモデル「ベックマン」
- 20世紀初頭のレッド・ウィング社のブーツをベースに作り込んだモデル
- 当時の「ドレスシューズ」として履かれていた6インチ丈のブーツ
- ドレスシューズとワークブーツそれぞれの個性を持つ
- フェザーストーンレザーを採用
- ドレスシューズの革のような透明感のある艶
- ワークブーツの耐久性を兼ね備えた深みのある色合いが特徴
4位:ベックマン/9011
チェックポイント
- 1910年代を彷彿とさせる優雅でクラシックなベックマンブーツ
- タンナリー発祥の地の名を与えられたフェザーストーンレザーを採用
- 厳選された最上級のハイドのみからなめされるプレミアム・レザー
- 独特の深みと輝き
- 高い耐久性も兼備
- ブラックチェリーの厚みのある果皮を想わせる色合い
- フェザーストーンのワクシーな光沢感が魅力の一足
5位:アイリッシュセッター/9874
ブラッククローム
- ブラッククロームは革の芯まで黒色に染まった芯通し革ではなく、芯の色が茶色い頃があった
- 茶色い革と黒い革を作るのに同じ茶色いクラストを使用することで生産効率を高めて在庫リスクを抑えるため
- 芯が茶色い革は、表面の黒いと塗膜が剥がれると茶色い下地が出てくるため、ブーツを長年履きこむと黒かったブーツが徐々に茶色みを帯びてくる性質をもってた
ブラッククローンダイク
- ブラッククロームに代わり新たに開発されたのがブラッククローンダイク
- 茶色いクラストを使用していた頃の革を再現したもの
- 環境保護基準の改訂により当時の革をそのまま再現することは非常に困難だった
- 水性塗料でも強力な塗膜を作れるよう、オイルの含有量を極力減らす事で当時の雰囲気を再現することに成功
チェックポイント
- 日本国内正規代理店の中でも限られた店舗のみで販売する事を条件に復活したモデル
- レッドウィングジャパンのオフィシャルホームページやオフィシャルカタログにも未掲載
- 当時と同じデザインの犬タグやボックスデザインを再現
- 現行品では使われていないミシンをメンテナンスして製法や縫製パターンも当時を再現
- クロンダイクは茶芯と呼ばれるレザーを再現
- 履き込む程に下地の茶色が表面に現れ、より魅力的なブーツに
6位:アイアンレンジ/8111
キャップドトゥー
- アイアンレンジが発展し始めた20世紀初頭に鋼製先芯を備えたワークブーツはまだ存在しておらず、セーフティーブーツは通常のつま先部にさらにレザーを一枚かぶせ2重構造にしたキャップドトゥーだけだった
チェックポイント
- ドレスシューズにおいて装飾性や製造効率のために施されるキャップドトゥーを採用
- かかと部がアウトポケット仕様
- 革の下部をかかとに沿う形として外側から縫い付け強度と足あたりを両立
- クラシックなワークブーツ特有のディテール
7位:エンジニアブーツ/2268
チェックポイント
- 1936年に蒸気機関士の足元を守るために開発されたブーツが起源
- 2268はスティール・トゥを備えた頑強なエンジニアブーツとして1961年に発売
- 2268に使われているブラッククロームレザーはもっともワークブーツらしいレザーの一つ
- 顔料と樹脂でコーティングされた銀面(革の皮膚面)はオイルや薬品に高い耐久性を持つ
8位:フォアマン/8050
フォアマン
- アメリカが大量生産時代に突入すると、工場では管理統率し、生産の質と効率を高める専任の役割が必要に
- ワーカーと事務職の中間にあたる立場の為、短靴ながらワークブーツのような耐久性を持つ商品を求め8050が誕生
チェックポイント
- フォアマンとは「工場長」「現場監督」という意味
- チョコレートクロームレザーを採用
- 顔料と樹脂でコーティングされた銀面(革の皮膚面)はオイルや薬品に高い耐久性を持つ
9位:アイリッシュセッター/ラウンドトゥ/8166
チェックポイント
- モックトゥよりもカジュアル感を抑えた6インチ丈のラウンドトゥモデル
- ナンバー8ラストはレッドウィングで使用されている木型の中で最も古いタイプ
- 完成度が高く現在も使用され続けている
- レッドウィングを代表するオロラセットレザーを採用
- 特徴的な赤茶色はブランドイメージを象徴
10位:アイリッシュセッター/モックトゥ/8173
チェックポイント
- 日本限定モデル
- 発売当初はハンティング用として開発されたモデル
- ホーソーンアビレーンラフアウトレザーを採用
- 一般的にスエードと呼ばれる革
- 銀面(革の皮膚面)を内側に残して使用している為に強い耐久性を持つ
以上がメンズから人気の高いレッドウィングのブーツたちだ。